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江口寿史展 ノット・コンプリーテッド in 世田谷文学館

世田谷文学館では、「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」が2023年9月30日(土)より2024年2月4日(日)まで開催されています。江口寿史(1956~)は、『すすめ!!パイレーツ』『ストップ!!ひばりくん!』ほか強烈なギャグマンガで人気を博し、そのイラストレーションの数々は80年代から現在に至るポップカルチャーの象徴ともされています。80年代にリアルタイムで楽しんだ世代から現代の若者まで、幅広い世代に浸透し、影響を与え続けている江口作品の〈漫画〉にスポットを当てた世田谷文学館ならではの展覧会を楽しんではいかがでしょうか。


今では現代アートの世界でも、当たり前のように親しまれているシンプルな線描による「かわいい」「女の子」の表現は江口寿史の漫画から始まりました。「漫画の中にイラストを描く」という独自の手法を追求する江口は、1977年のデビューから45年を経て、今後もその存在感を増していくに違いありません。
本展は江口作品の〈漫画〉にスポットを当てた〈セタブン〉世田谷文学館ならではの展覧会で、期間中は江口寿史の世界一色に彩られます。江口ファンが再開を熱望するギャグ漫画の世界がここにあります。また、初めて触れる方にとっても新鮮で、さまざまな発見を楽しめるでしょう。ぜひ、この機会に訪れてみてはいかがでしょうか。

江口寿史(えぐち・ひさし 漫画家/イラストレーター)
1956年熊本県生まれ。1977年、週刊少年ジャンプにて漫画家デビュー。斬新なポップセンスと独自の絵柄で漫画界に多大な影響を与える。代表作に『すすめ!!パイレーツ』『ストップ!! ひばりくん!』など。1992年、短篇集『江口寿史の爆発ディナーショー』で第38回文藝春秋漫画賞受賞。80年代からはイラストレーターとしても多方面で活躍。広告、雑誌、書籍カバー、レコードジャケットなど多く手掛け、同時代のファッションやカルチャーを取り入れた作品群は幅広い層に支持されている。
2015年、画集『KING OF POP』(玄光社)を刊行し、イラストレーション展『KING OF POP』を全国8ヵ所で開催。さらに2018年からは金沢21世紀美術館を皮切りにイラストレーション展『彼女』を日本国内各地の8ヵ所の美術館で巡回。2023年1月にはアーティスト村上隆とコラボし、カイカイキキギャラリーにて個展『NO MANNER』、3月には東京ミッドタウン日比谷で『東京彼女』も開催した。
近著に『step』(2018年河出書房新社)、『RECORD』(2020年河出書房新社)、『彼女』(2021年集英社インターナショナル)などの画集。最新画集『step2』(河出書房新社)を7月12日に刊行。

タイトル 江口寿史展 ノット・コンプリーテッド
会期 2023年9月30日(土)~ 2024年2月4日(日)
会場 世田谷文学館 2階展示室
住所 東京都世田谷区南烏山1-10-10
Webサイト https://www.setabun.or.jp
開館時間 10:00~18:00
*展覧会入場、ミュージアムショップの営業は17:30まで
休館日 毎週月曜日・年末年始休館(12月29日~1月3日)
ただし、1月8日(月・祝)は開館、翌日休館
チケット情報 オンラインチケットは下記よりご購入ください
公式オンラインチケット
※電話でのご予約は受け付けておりません。
観覧料 [当日券・オンラインチケット]
【一般】 1,000円 (800円)
【65歳以上・大学・高校生】 600円 (480円)
【小・中学生】  300円 (240円)
【障害者手帳をお持ちの方(ただし大学生以下は無料)】 500円 (400円)
※( )内は、20名以上の団体と「せたがやアーツカード」の割引料金です
備考 *窓口でのお支払いは、現金・クレジットカードのご利用となります
*各種割引については、手帳など証明できるものをお持ちください
*障害者手帳をお持ちの方で大学生以下は無料になります
*障害者手帳をお持ちの方の介添え者(1名まで)は無料になります