FACE展2023 in SOMPO美術館
SOMPO美術館では「FACE展2023」が2023年2月18日(土)から3月12日(日)まで開催されています。同館を運営する(公財)SOMPO美術財団が2012年度に創設した公募コンクール「FACE」は、今回で11回目を迎えます。毎年たくさんの新進作家の作品が登場し、さまざまな発想・着想や個性・才能に出会える毎年楽しみな展覧会です。
「FACE」は今回で11回目を迎え、新進作家の動向を反映する美術作品の公募コンクールとして定着しています。今回も全国各地の幅広い年齢層から、1,064名の新進作家たちから応募があり、長い審査期間を経て、すでに国際的に通用する可能性を秘めた入選作品81点が選ばれています。
この中から、グランプリ1、優秀賞3点、読売新聞社賞1点、審査員特別賞4点、合計9点の受賞作品が選出されています。
不確かな社会情勢の中、創作活動には困難を伴いますが、昨年同様に今回の応募作品には、時代の感覚を捉えた輝く作品が数多くあったということです。油彩、アクリル、水彩、岩絵具、版画、ミクストメディアなど技法やモチーフは多岐にわたりますが、見る者の心に潤いと感動をもたらしてくれている点で共通しています。
会期中は毎年恒例となった観覧者投票による「オーディエンス賞」の選出が行われます。お気に入りの作品を見つけて、魂を揺さぶる「私が選ぶ1点」として1票を投じてみてはいかがでしょうか。
【審査員】
(敬称略、順不同 )
野口玲一(三菱一号館美術館 上席 学芸員 )、 藪前知子(東京都美術館学芸員)、 大島徹也 (多摩美術大学 准教授 )、 森谷佳永 神奈川県民ホールギャラリー学芸員 )、 梅本武文 (SOMPO美術館館長)
●グランプリ
グランプリに選ばれた吉田桃子氏の《 Still milky_tune #4》は、音楽を聴く時の高揚感と頭に浮かぶ映像を起点に制作しているとのこと。マケットや人形を動画で撮影し、その映像の1 カットを絵に描き起こし、必要に応じて再撮影を繰り返して、最終的に半透明の布に投影されたかのように絵画が現れるそうです。実際に作品の前に立った時に、どのようなインスピレーションが私たちの中にわいているのか、非常に楽しみです。
●優秀賞
●優秀賞
●優秀賞
●読売新聞社賞
●審査員特別賞(審査員:野口玲一)
●審査員特別賞(審査員:藪前知子)
●審査員特別賞(審査員:大島徹也)
●審査員特別賞(審査員:森谷佳永)
タイトル | FACE展2023 |
会期 | 2023年2月18日(土) ~ 3月12日(日) |
会場 | SOMPO美術館 |
住所 | 〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1 |
Webサイト | https://www.sompo-museum.org/ |
開館時間 | 10:00 ~ 18:00(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日 ※ ただし祝日・振替休日の場合は開館 ※ 台風、大雪などにより、JR等が計画運休となった際には臨時休館とする場合があります。 |
チケット情報 | 事前購入券 販売期間2023年1月6日(金)10:00~3月12日(日)12:00 公式電子チケット「アソビュー!」はこちら |
料金 | 【一般】 700円 【高校生以下】 無料 |
備考 | ・中高生は入場時に学生証をご提示ください。 ・障がい者手帳の対象は、身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳・被爆者健康手帳の4種です。被爆者健康手帳はご本人のみ、他3種は介助者1名まで無料です。入場時に手帳をご提示ください。 ・本展では団体券の販売はございません。 ・展示室内が混雑し、一定の人数を超えた場合は入場制限を行う可能性があります。 |