ART FAIR TOKYO at 東京国際フォーラム

東京国際フォーラムでは、ART FAIR TOKYOが2024年3月8日（金）から3月10日（日）まで開催されます。ART FAIR TOKYOは日本最大で、なおかつアジア最古のアートフェアのひとつとして、2005年以来、日本および世界の優れたアートギャラリーが集うフェアです。首都圏在住の一般のアート好きにとっては都内の有名なギャラリーが一堂に介するので、ふだん足をのばせないエリアにあるところでも観ることができるのが最大のメリットです。他にも毎回、いろんな企画が盛り込まれているので、日本のみならず、世界のアートの潮流の一端を見ることができる点も注目ではないでしょうか。ぜひ、お出かけください。

ふだんは観れないアートに出会えるかも

ART FAIR TOKYOは、日本の美術市場をリードする存在であり、幅広い美術品を紹介していることから、日本だけでなく世界のディーラーや世代を越えたコレクターの注目を集め続けています。
一般のアート好きの方でも、これから作品を手に入れたいと検討されている方はもちろん、観るだけでも大好きという方も、ふだん美術館などではあまり観ることができない作品と出会える可能性があります。

出品されている作品も古美術・工芸から、日本画・近代美術・現代アートまで、幅広いジャンルにおよび、過去からつながるアートの文脈を示しながら東洋と西洋、今と昔をつなぐ役割も果たしています。

それぞれに特徴がある３つのセクション

会場は3つのセクションで構成され、それぞれに特徴がある内容になっています。

Galleries（ギャラリーズ）
B2F ホールE

国内外で活躍するギャラリーや美術商が出展するGalleries（ギャラリーズ）。今回は国内外36都市から156軒のギャラリーが集います。
このセクション最大の魅力は、縄文土器や東アジア伝来の古美術、江戸時代の浮世絵や印象派の巨匠など歴史的な美術品から、成長著しい国内外の現代アートまで、日本ならではのアートマーケットの縮図を体験できることです。
公式サイトには、今年出品予定作品の一部がARTWORKSページで公開されています。アーティスト名やギャラリー名、制作年で検索もできますので、事前にお目当てのブースを探すのに活用してはいかがでしょうか。
ARTWORKS
ARTWORKSページ

Crossing（クロッシング）
B1F ロビーギャラリー

多彩なアートの分野が交差するセクション、Crossing（クロッシング）」には、日常生活に根付きながら日本美術市場で大きな存在感を放つ百貨店が企画するブースや、数百年の伝統と日本各地の文化を今に伝える地方工芸団体、そして、多様な価値観で表現される現代アーティストなど、まさに日本のアートシーンを支えるバラエティに富んだアートの新たなジャンルが集合し、最新のアートシーンが発信されています。

Projects（プロジェクツ）

これからのアートシーンで注目すべき作家を個展形式で発表するProjects（プロジェクツ）は、日本の未来のアートシーンが発信されています。同形のブースが連なることで、それぞれの個性が際立ち、作家の凝縮された世界観を見比べられることができ、毎回たいへん興味深いセクションです。