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MOTサテライト2020 ハイファイブ-こころのこえ @ 東京都現代美術館

美術館周辺の地域とつながり、まちの魅力を掘り起こすシリーズ企画「MOTサテライト」は今回が最終回とのこと。清澄白河らしい自然と人のやさしさが感じられそうな本展覧会は、社会の分断や感染症の世界的流行で私たちの気持ちが縮こまりがちな今こそ、出会うべきアート体験かも知れません。

●プレスリリースより●

[概要]
江戸時代からの下町情緒や水辺の風景など魅力あふれるまちの特色に加え、近年ではカフェやギャラリーも賑わいを見せるなど、新旧の文化が交わる清澄白河。「MOTサテライト」とは、東京都現代美術館の活動を館外に拡張し、まちなかでアーティストの作品展示やプロジェクトを実施することで、「まち=地域」の魅力を再発見しようとする試みです。
2017年から4回にわたり開催され、このたびの最終回となる第5回「ハイファイブ-こころのこえ」では、美術館館内の2か所のパブリックスペースで2組・4名の作家が展示を行います。

私たちの社会はさまざまな主義・主張や、目には見えない形で分断されています。感染症の世界的流行はその分断を浮き彫りにし加速させる一方、困難を乗り越えようと、新しいアイデアや緩やかな連帯も生まれています。
「ハイファイブ」とは、喜びや達成感を誰かと共有したい時に、互いの手をたたき合わせる「ハイタッチ(和製英語)」を意味します。私たちが日々、さまざまな物・人・出来事に出会い、感じ、考え、抱く「こころのこえ」を他者と交換/交感/交歓するアクション=ハイファイブ、とも言えるでしょう。その第一歩となるのは、自分とは異なる他者の「こころのこえ」に耳を傾けてみることなのかもしれません。

[見どころ]
〈ワタリドリ計画〉麻生知子・武内明子
〈ワタリドリ計画〉とは、渡り鳥が暖かい場所と餌を求めて飛んでいくように、画家の麻生知子と武内明子が、展示場所と題材を求めて各地を旅して、その土地・その展示会場ならではの作品を制作し、展覧会を催すプロジェクト。今回は美術館のある清澄白河をふくむ深川地域を旅して、印象に残った風景や経験を元に制作した《手彩色深川旅カルタ》やその絵札の元絵である《旅の手彩色絵葉書》のほか、絵画や陶、映像作品を展示します。

さらに、作品の着想を得たスポットを地図上に記した《ワタリドリ計画の深川旅のしおり》が美術館内外に設置され、美術館やまちを訪れた人々は、美術館では作品を鑑賞し、まちでは作品の題材となった場所を巡ることが出来ます。旅のしおりを道しるべに2人の足取りをたどることで、まちを新たな視点で味わうことになるでしょう。地下1Fの情報コーナーでは新作カルタのインスタレーションと、〈ワタリドリ計画〉の12年間のあしあとや特選手彩色絵葉書をご覧いただけます。

 

高橋琢哉+松山真也
音楽家の高橋琢哉とデザイナー/エンジニアの松山真也は、清澄白河を流れる小名木川流域を調査。深川の水網と界隈の人々との間で古くから育まれてきた文化/関係性をテーマにイメージや個々人の物語を収集し、視覚と聴覚を横断するマルチプル・メディア・インスタレーション《雷が船と鯰の夢を見た話》を制作します。収集したイメージや物語の断片は、映像・写真・グラフィック・音として、会場に並置された2つのモニターに映し出され、鑑賞者のベンチや水盤周りでの動作によって会場に仕込まれたセンサーが作動し、1つ1つ異なる映像のピースが新たに生成され、モニターの元の映像にリアルタイムで組み込まれていきます。地域の人々と鑑賞者の「物語」が百人百様に変化し、際限なく紡がれていく空間で、人々の無意識下にある感覚を揺さぶり、個々の感情や思い出を引き出すことを試みます。地下1Fの情報コーナーでは新作《彼女はしゃべるように引き算をする》をご覧いただけます。

タイトル MOTサテライト2020 ハイファイブ-こころのこえ
会期 2021年1月13日(水)- 2月14日(日)
会場 東京都現代美術館 ホワイエ(1F)、情報コーナー(地下1F)
住所 〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
Webサイト https://www.mot-art-museum.jp
開館時間 10:00-18:00
休館日 月曜日(1月11日は開館)、1月12日
料金 無料