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柏原由佳「1:1」 @ ポーラ ミュージアム アネックス

銀座の雑踏から離れ、自然光の差し込むミュージアムに足を踏み入れると、作品から受ける最初の印象はとにかく明るく、そしてあたたかく、やわらかなエネルギーに包まれます。その透明性と濃密さが共存した、生命力溢れる独特な作品の世界にひたっていると、心が自由になっていく気がします。

[概要]
柏原由佳はベルリンを拠点に活動している、透明性と濃密さが共存した生命力溢れる独特な作品世界をつくりあげている若手アーティストです。本展では、約13点の新作が発表されています。


作品の中の風景は、現実の景色と作家の内なる想像の空間が混在していますが、今回の新作では作家が旅や散歩の中でふと立ち止まってしまうような瞬間に、人はなにに美しさや魅力を感じるのかという思考から生まれた風景だということです。

日本画や水彩画のように薄く塗られた油絵の具にテンペラ、アクリル絵具も用いられ、独特の深い色彩が表現されています。同時に、下地的に塗られた油絵の具から感じられる筆遣いや筆の勢いも特徴的で、そこから作家の息遣いや感じたことが伝わってきます。どこか抽象的でもある風景なのにLIVE感豊かに感じさせ、ゆるやかな空気の動きや風でこすれる木の葉の音まで聴こえてきそうです。

作品では洞窟、穴、山、湖といった内省的な思索をシンボリックにあらわすモチーフが繰り返し取り上げられ、大地にひそむ根源的な自然のエネルギーをも喚起させています。風景の中には人は描かれていないにように見え、その中に入り込めば、密を避けずにマスクを外し、解放される自分がいて、どこかホッとするような気もします。
会場中央に用意された小さな白いクッションに腰を下ろして作品を眺めていると、自分が見たい景色を求めて自由に旅ができそうです。

【作家プロフィール】
柏原 由佳
1980年広島県生まれ。2006年に武蔵野美術大学造形学部日本画学科を卒業し、渡独。2012年にはVOCA展に出展、佳作賞と大原美術館賞を受賞している。同年、ポーラ美術振興財団在外研修員としてドイツにて研修。ライプツィヒ視覚芸術アカデミーを2013年に卒業し、2015年同アカデミーマイスターシューラーを取得(Annette Schröter教授に師事)。現在、ドイツ、ベルリンを拠点に制作活動を行なっている。
http://yukakashihara.com

タイトル 柏原由佳「1:1」
会期 2021年2月11日(木・祝)-3月14日(日)
会場 ポーラ ミュージアム アネックス
住所 〒104-0061 中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3 階
Webサイト https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/index.html
開館時間 11:00~18:40 ※事前予約制(入場枠に空きがある場合のみ当日入場可能)
休館日 会期中無休
料金 入場無料 / web による事前予約制  詳しくはこちら

https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/information/20200701.html